◎ 丹後街道(勢峠〜高浜間概観)
現在、丹後街道は鯉川まで小浜市内に入っていますが、江戸期以前は勢峠(小浜市)を越えると大飯郡になりました。
勢峠を越えて東勢から海岸沿いの袖崎を迂回し、荒木、下加戸、上加戸を経て鯉川に出ました。
鯉川から若狭和田まで、街道は海岸に沿って進み、途中、本郷で道が分かれました。
左に行けば佐分利川に沿って、国境の永谷峠を越え丹波(京都府綾部市)に向い、青戸入江を右にみながら西進すると和田に向かいました。
和田から高浜にかけては、海岸線に併走して3本の道が通っていますが、中央の道が昔からの街道だといいます。
高浜も古い城下町だったところで、今もいくらかその面影を残しています。
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